みなさん、こんにちは!
前回、どこかへ向かう途中を表す表現、on the way to (場所)を取り上げましたが、今回は、途中は途中でも、How Starbucks Saved My Life by Michael Gates Gillより、『何かの動作の途中』を表す表現をご紹介します♪
それでは、さっそく引用から、と、その前に、少し今回のシーンの背景からご紹介します。
スターバックスで働き始めてしばらく経ったある日、Mikeは、ついに、お店の閉店作業が含まれる時間帯のシフトに入ります。時間内に閉店作業を完了できるかどうかドキドキしているMikeをよそに、閉店時間が迫ってきても、店内に、なかなか席を立とうとしない客が一人。しかも、そのお客さんは、その少し前に、Mikeとひと悶着あった男性でした。今回ご紹介する表現は、そのお客さんに、Mikeが、「もうすぐ閉店です」と伝えるシーンに登場します。
まずは、知っている単語や表現を手掛かりに、「~の途中」を表す表現がどこに使われているか、内容を想像しながらお読み下さい♪
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"We're closing," I told him, happy to have a reason to kick him out.
He didn't look at me and continued typing on his laptop.
"Sir," I said, struggling against every natural inclination to yell at him, "it's past twelve-thirty. We've got to close."
I even added a half-felt "Sorry."
He looked up at that.
"You sorry piece of **** , stop bothering me. I'm in the middle of something."
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さて、いかがでしょう?
「もうすぐ閉店です」と伝えるMikeに対して、客の男性が、どのような反応をしたかというと、
He didn't look at me(Mike) and continued typing on his laptop.
Mikeを完全に無視して、パソコンで何かの作業をし続けています。
そんな客の態度を見たら、その男性より年上のMikeは、どのような気持ちになるかというと、帰れ!と怒鳴りたくなりますね。
それが表されているのが、"yell(=shout) at him"です。
でも、お客さんに怒鳴っては、いけませんので、そうしたい気持ちをなんとか我慢しつつ(struggling against every natural inclination to yell at him) 、Mikeは、"Sir, it's past twelve-thirty. We've got to close." と言います。そして、一応、仕方なしに、"Sorry"と付け加えたら、どうなったか?
客の男性が、そこで初めてMikeに反応して(He looked up at that.)、次のように言います。
"You sorry piece of **** , stop bothering me. I'm in the middle of something."
前半は、マナーの悪い言葉が使われていますので、伏字にしましたが、文脈から、大体どのようなことを言わんとしているか想像できると思います。
そして、その次の文章が、今回のおススメ「~の途中」を表す英語です。
"I'm in the middle of something."
"in the middle of (名詞)”で 「~の途中」であることを表します。
上の文章を直訳すると、「私は、何かの途中(最中)です」となります。
何をしているところか、はっきり言わずに、今、それで手が離せないことを伝えることができる便利な表現です。
日本語にも、この英語表現と同じような表現「取り込み中です」というのがありますね!
英語で、それに当てはまるのが、この "I'm in the middle of something."です。
今回は、マナーの悪いお客さんとの会話で、しかも、そのお客さんの言葉で登場しましたが、この表現には失礼な意味はありませんので、日常的に使えます。
例えば、誰かから電話がかかってきた時、ちょうど手が離せない場合など、
"I'm in the middle of something, so can I call you back later?(後で掛けなおしてもいい)"と言えたら便利です。
"I'm in the middle of something"は、何をしているかをはっきり言わずに、相手に、今、自分が忙しいということを伝えられる表現でしたが、"in the middle of ~"は、何かをしている途中を表す時に使える表現です。of は前置詞ですので、後ろに続く動詞を~ing形(動名詞)にします。
例えば、
I am in the middle of talking with him. と言えば、
「私は、彼と話ているところ(途中)です」
We are in the middle of having lunch. は、
「私たち、昼ご飯を食べている最中です」
ということは、今回の引用文に登場した客の男性は、Mikeが彼に話しかけた時、
He was in the middle of typing on his laptop. とも表現できます。
『今、それをしているところ』という意味を伝えるのは、進行形も同じなので、
He was typing on his laptop. と言っても、ほとんど同じことが伝えられます。
”in the middle of ~"は、『その、まさしく途中(最中)だよ』ということをより伝えられる表現として、ちょっと知っておくと便利です。
前回の『どこかへ向かう途中』の『途中』から、今回の『何かをしている最中』を表す『途中』まで2回に渡って、途中をテーマに表現をご紹介しましたが、きっかけは、ある生徒さんが、散歩をしている”途中”で起こった出来事を、英語で書いてこられた時に、”on the way to walking.”と表現されていたのを見て、あ!!と思ったことです。前回のブログをお読みいただいた方は、お分かりの通り、on the way to は 『どこかへ向かう途中』を表す表現です。walking は動作、ですので、使うとすれば、"in the middle of walking"のほうがいいですが、このような場合は、日本語の「途中」にこだわるより、”いつ”それが起こったかということに視点を置いて、「歩ている時」としたほうが、自然な英語になる内容でしたので、その時は、"When I was walking" と添削させて頂きました。
日本語では、同じ「途中」という言葉で表される場合でも、英語に訳す時は、文脈に合わせて、表現を変えることが大事です。
特に、和英辞書で引いた英語を、日本語と同じ意味(同じように使われる)ととらえて、そのまま使うと、文脈で見たときに、不自然な英語になってしまうことも多いので、注意が必要です。
辞書で調べた単語を使う時には、その単語をそのまま使っても大丈夫かどうか、自分が伝えたい意味で伝わるかどうかを、その単語が使われている辞書の例文を見て検証することが大事です。
今回ご紹介した表現は、167ページに登場します
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