洋書で英会話

洋書を100冊以上読んできた経験と知識をもとに、すぐに使える英語表現や文法などをご紹介します

KNOW THE BACK OF YOUR HAND~脱水症状のセルフチェックに使えるコツと英語表現~

みなさん、こんにちは!My mother had to have another operation on her elbow.などのため、またしばらく間があいてしまいましたが、今回は、久しぶりに、1001 Little Beauty Miracles: Secrets and Solutions from Head to Toe by Esme Floydの630番目のコツとして書かれていた、”手”に関する英語表現をご紹介します。

それでは、さっそく引用から 

まずは、辞書を使わず、知っている単語と文脈を手掛かりに、どのようなことが書かれているか想像しながらお読みください♪

630. KNOW THE BACK OF YOUR HAND

The skin on the back of your hand is an excellent way to test for dehydration. Pinch it and count how long it takes to return to being smooth. If it's more than a second, your skin's telling you it needs a drink.

 

さて、いかがでしょう?

上の英文を読んで、思わず、手の甲をつまんでしまったという方、読み取り、ほぼ、正解だと思いますが、少しずつ見ていきます。

 

to test for dehydration とは?

文脈で手掛かりになるのは、最後の ”If it's more than a second, your skin's telling you it needs a drink."の部分です。

 

Your skin needs a drink. (あなたの肌は、飲み物が必要)ということは、"to test for dehydration"とは、 ”水がちゃんと足りているか” ”保水できているか” 、別の英語で言い換えると、"Stay hydrated."できているかどうかをテストすることを表しています。

 

ちなみに、”hydr-” "hydro-"には「水」の意味があります。

例:fire hydrant (消火栓)hydropower (水力発電

 

引用文に戻って、脱水状態になっていないかの簡単なテストの仕方を見ていきます

The skin on the back of your hand is an excellent way to test for dehydration. Pinch it and count how long it takes to return to being smooth.

 

出だしの the skin on the back of your hand は、直訳すると「手の裏の皮膚」となります。手を見たときに、まず、どちらが表か、と考えると、手のひらのほうになりますね。その裏(反対側)が、「手の甲」。英語では、the back of your handと言います。

 

脱水状態か否かは、手の甲の皮膚で確認するのが良いそうで、その方法は、Pinch it(pinch=”~をつまむ”、つねる)

and count how long it takes to return to being smooth. (そして、どのくらいで元に戻るかを数える)のだそうです。

その結果、もし、1秒以上かかったら(If it's more than a second, )水が足りていませんよと肌が教えてくれている(your skin's telling you it needs a drink.)のだとか。

 

思わず確かめたくなる内容が書かれている文章ですね。

みなさん、結果はどうでしたか?

 

ところで、『手の甲は、よく見える』ということで、know something like the back of one's hand「~をよく知っている/熟知している」というイディオム表現があります。

そのイディオムの意味と合わせて考えると、この健康と美容のコツのタイトル、"KNOW THE BACK OF YOUR HAND"は、「手の甲をよく観察すると、きちんと保水できているかが分かりますよ!」というようなことを言っているのかな?と思います。

 

"know the back of one's hand"、わりとよく使われるイディオムなので、知っていると表現の幅が広がって面白いです。

Oxford のGraded Readersのオリジナルストーリー、Shirley Homes and the Lithuanian Case by Jennifer Bessettの背表紙の説明にも、この表現が使われていますので、少しご紹介します。

 

ここから、その引用です 

(どのようなお話か想像しながらお読みください♪)

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Shirley Homes is a private investigator. She is clever with computers, and knows London like the back of her hand. She laughs when people say, 'Was Sherlock Holmes your grandfather?' Sherlock Homes, of course, was not a real person, but, like Sherlock, Shirley has good eyes, and good ears. And she knows the right questions to ask.

..............................................................

さて、いかがでしょう?

ロンドンを拠点に活躍するShirley Homesという女性の探偵(a private investigator) が主人公のお話です。

ロンドンで探偵と言えば、シャーロック ホームズですが、その名前に似た主人公、しかも、探偵のお話というところが面白いなと思い、良くかけたお話ですので、洋書の導入として、基礎レベルの生徒の方に、時々お読み頂いています。

この説明にあるように、「もしかして、Sherlock Homesはあなたのお爺ちゃんなの?」と人に聞かれる、と物語の説明に書いてあるのも、なかなかいいなと思います。

もちろん、シャーロックホームズは小説の登場人物で、実在の人物ではない(not a real person)なので、それを聞かれると、Shirleyは、笑います。

説明が長くなりましたが、このお話の説明に登場していた"know the back of one's hand”が使われている表現がこちら↓

 

She knows London like the back of her hand.

(彼女は、ロンドンを知り尽くしている。)

 

この表現は、『どこかの場所をよく知っている場合』に、よく使われます。

例えば、

「私は、その街をよく知っている」は、

I know the city like the back of my hand.

「彼は、神戸をよく知っている」は、

He knows Kobe like the back of his hand.

などなど。

 

ちなみに、「手のひら」は、英語で、palm (読み方:パーム)と言います。

 

イディオムから少し離れますが、この説明文、最後の部分にも大事な表現があります。

それがこちら↓

 

like Sherlock, Shirley has good eyes, and good ears. And she knows the right questions to ask.

 

基本単語を使って、良い探偵としての資質が書かれています。

 

良い探偵の資質とは、

You need to have good eyes. (よく観察できること)

You need to have good ears. (よく人の話が聞けること、周りの音や会話も、聞けること。)

そして、You need to know the right questions to ask. (必要な情報を聞き出すための、正しい質問ができること)

探偵だけに限らず、色々な場で役に立ちそうな資質ですね。

 

今回、紹介した表現が載っている本は、こちらです。

・・・・・

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